2017.2.25 実践読図講習

荒天に恵まれた2月25日、湘南アルプスで実践!地図読みの講習会を行いました。コースは大磯町生沢から関東ふれあいの道で鷹取山に登り、下吉沢に下りて、次は高麗山に登りました。地図読みは難しいと敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にはシンプルなものです。まず、地図上で自分の現在地を探します。探し当てたら次の目的地までの方位を地図上でコンパスを使って調べます。今回は読図講習のビギナー向け講習なので繰り返しこの動作を行いました。
もうひとつは国土地理院発行の2万5000分の1の地形図を読み解きます。いちばん重要なのは、尾根と谷を読むことです。地形は単純にいうと尾根と谷でできています。これ以外にはなにもありません。等高線を読んで谷と尾根の区別をすることが読図の基本です。
湘南アルプスは見晴らしも良く、地図読みのコースとしては最適です。講習生には繰り返しコンパスと地図を使うことで習うより慣れよの実践を積んでもらいました。遭難のいちばんの原因は道迷いです。地図が読めるようになると地図を読むことが楽しくなります。講習生にも実感してもらえたのではないでしょうか。