2015.08.01-02 湯檜曽川~白樺沢

好天に恵まれた8月1日~2日、オリソンテ登山学校では、恒例の湯檜曽川~白樺沢沢登り講習会を催行しました。

湯檜曽川本谷は上越の名渓ですが本谷遡行は下降ルートが長いため、本谷の名勝であるウナギ淵や十字峡、抱き返り滝を探勝し、その後少し引き返して、支流の白樺沢を遡行するというものです。ビバークポイントは、湯檜曽川と白樺沢の出合い。好ビバークポイントです。

初日は、土合から蓬峠へ続く登山道を行き、武能沢にぶつかったポイントから本谷に入渓しました。まずは魚止ノ滝を右岸から乗り越し、穏やかな川原に出ます。白樺沢との出合い、ビバークポイントにほどなく到着しました。ここで、幕営のセットをして空荷で十字峡を探勝に行くものの、今年の湯檜曽川は膨大な雪渓が残っており、十字峡はすべて雪に閉ざされていました。8月の上旬にこれほどの雪渓が残っているのは珍しいことで、雪渓探訪をしてビバークポイントに戻りました。

翌日は白樺沢を遡行します。30mの大滝を始め小さな滝が連続する登攀性の高い沢です。午後から雷雨が予報されていたので、早出して、正午には終了点である登山道へ抜け出ました。天気は急変することもなく午後3時には白毛門の駐車場に無事帰還しました。